こんにちは！

栃木県宇都宮市を中心にオフィスの環境づくりのサポートをしている宇都宮オフィスづくりセンターです。

テレワークの普及やサイバー攻撃の巧妙化などに伴い、ネットワークセキュリティの問題が注目されてきています。

今回は、UTMによるセキュリティ対策についてご紹介します。

■UTMとは

UTM(Unified Threat Management)は、日本語では統合脅威管理といい、コンピューターネットワークの複数のセキュリティ機能を集約して管理する手法です。

ファイアウォールやアンチウイルス、アンチスパム、Webフィルタリング、IDS/IPSなど複数のセキュリティを一つに集約することで、コストを削減し、システム管理の負担を減らすことができます。

■ファイアウォールだけでは不十分

オフィスのネットワークは、ファイアウォールやアンチウイルスソフトなどですでにセキュリティ対策をされていると思います。

ところが、ネットワークに対する脅威は年々増加しており、その手口も進化し続けています。

スパムメールや、正規サイトを改ざんして利用する不正アクセス、PCに感染して大事な情報を暗号化してしまうランサムウェアなど、大事な顧客情報を失ったり、業務を停止させるだけでなく、被害の内容によっては企業の存続にも関わってきます。

これらの脅威に対して対抗していくためには、ファイアウォールだけでなく、アンチウイルスやアンチスパム、Webフィルタリング、IDS／IPSなどで、包括的なセキュリティ対策を行っていく必要があります。そこでUTMが必要とされているのです。

■UTM導入のメリット

UTMは、インターネットの出入口（ルーターと社内ネットワークの間）に機器を設置することで外部からの脅威をブロックします。

複数のセキュリティソフトを導入していた場合、UTMなら一つで済むのでコスト削減になります。

機器の設置には工事やネットワーク構築もない為、導入しやすいのもポイントです。

また、セキュリティを一元管理できるので、ネットワーク管理担当者の負担を軽減することもできます。

■UTM導入で気を付けたいこと

UTMは、ネットワークの入り口に設置するため、通信速度に影響します。そのため、導入する機器の性能が自社の業務内容や人数に対して適切か、事前にチェックしておきましょう。

UTMは、複数のセキュリティ機能がひとつにまとまっているため、UTMに障害が発生すると、インターネットだけでなく、すべてのセキュリティ機能が利用できなくなります。そのため、サポート体制が整っていることも重要です。

UTM導入は、セキュリティ強化だけでなく、コスト削減や業務効率化など、さまざまな面からご検討ください。

宇都宮オフィスづくりセンターは栃木県宇都宮市を中心にネットワーク工事に関するサービスを取り扱っております。

UTM導入やネットワーク工事をご検討の方は宇都宮オフィスづくりセンターに一度ご相談ください。

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